関大 28年ぶり春Vへ痛恨1敗…エース金丸不在も有馬主将「これまで助けてもらったので」

2023年05月20日 14:20

野球

関大 28年ぶり春Vへ痛恨1敗…エース金丸不在も有馬主将「これまで助けてもらったので」
<関大・近大>9回に中越えソロを放った関大・富山雄正(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【関西学生野球最終節1回戦   関大1-3近大 ( 2023年5月20日    わかさスタジアム京都 )】 首位で最終節を迎えた関大は、近大に1―3で敗れて初戦を落とした。
 今春3勝を挙げるエース左腕・金丸夢斗(3年)が下半身のコンディション不良でベンチ外となった一戦。先発・岩井将吾(3年)が初回先頭の坂下翔馬(4年)に右翼ポール際への先制ソロを浴びるも、7回6安打1失点と好投した。

 しかし、打線は0―3の9回先頭で5番・富山雄正(3年)が放った中越えソロが唯一の得点。早瀬万豊監督は「試合間隔が開いたことで、打者が固かった。打撃陣が点を取って、流れをつくらないといけなかったが上手くかわされた」と悔やんだ。

 初戦を落としたものの、自力優勝の可能性は残している。1995年以来28年ぶりの春季リーグ優勝へ、主将の有馬諒(4年)は「エースがいないのは痛いけど、これまでは有馬に助けてもらった。ただ初戦を落としただけで、連勝すればいい。引きずることなく明日以降に向けてやりたい」と前を向いた。

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