DeNAが2イニングで3死球を受け両軍入り乱れマウンド上で一触即発 ヤクルト3投手が牧、佐野、宮崎に

2023年05月20日 17:25

野球

DeNAが2イニングで3死球を受け両軍入り乱れマウンド上で一触即発 ヤクルト3投手が牧、佐野、宮崎に
<D・ヤ>7回、宮崎の死球を巡り一触即発の両軍(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2023年5月20日    横浜 )】 DeNAは20日、本拠・横浜でヤクルトと対戦。7回に、この日3つ目の死球を宮崎が受けると両軍がマウンドに集結し、一触即発の騒ぎとなった。
 6回に相手2番手・木沢から牧が左肘に死球。受けると、7回には3番手・石山に1番・佐野が右膝付近に148キロの直球を当てられ倒れ込んだ。三浦監督ら数人が佐野に駆け寄り心配するも、佐野自身は痛さを見せず、一度ベンチで治療を受け一塁へ。この2個目の死球時にはベンチで大田らが厳しい表情を見せていた。

 同点の7回に1死満塁のチャンスを迎え、関根が右翼線を破る2点適時打を放つ。待ちに待った勝ち越し点に沸くハマスタが、その直後に騒然となった。

 相手投手は石山に代わり4番手の小沢がマウンドに。1死二、三塁とチャンスが続く中、今度は3番・宮崎がよけた背中に死球を受けた。宮崎は小沢に声を上げ少し不満そうな表情を見せたが、三塁コーチャーが走ってきて言葉を交わす。落ち着いた宮崎が一塁へ向かおうとした際に、二塁にいた関根がマウンドに声を上げながら詰め寄った。

 ここで両軍ベンチからナインが続々とマウンド目がけて集結。ブルペンからも数人が駆け付け、一気に一触即発ムードとなった。大きな声を上げる大田をナインが抑え込んで制止するなど多少の小競り合いがあったものの、乱闘にはならず退場者もなく収まった。

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