中日、連敗7でストップ! 細川が“70イニングぶり勝ち越し”の決勝二塁打「いい結果になって良かった」

2023年05月24日 06:30

野球

中日、連敗7でストップ! 細川が“70イニングぶり勝ち越し”の決勝二塁打「いい結果になって良かった」
<広・中>7回、細川は右中間に2点適時二塁打を放つ (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日3―1広島 ( 2023年5月23日    マツダ )】 中日が長いトンネルを抜けた。ヒーローは昨年12月の現役ドラフトでやってきたハングリーな24歳だ。1―1の7回2死一、二塁。細川が左中間を破る決勝2点二塁打。泥沼の連敗を7でストップさせた。
 「何とか、あの場面で1本出せるようにという意識で打席に入ったので、いい結果になって良かったです」

 この2打点で今季だけでチームトップの21打点だ。昨年まで6年間所属したDeNAでは通算19打点。「ここまで試合も出たことなかったし、今こうやって試合に出続けるってことが本当にうれしい」。チーム屈指の大食漢は、広島入りした前夜は鵜飼、高松とお好み焼きを平らげ、パワーを充てんした。

 6回の同点打を含む3安打の大島も、新加入の後輩を「真面目。とにかく一生懸命、自分できっかけをつかもうとやっている」と賛辞を惜しまない。チームは7連敗中は全試合先制を許し、リードを奪ったことさえなかった。細川が放った70イニングぶりの勝ち越し打をきっかけに、V字回復といきたい。(山添 晴治)

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