ソフトB 昨季まで在籍したキューバ代表デスパイネとの再契約に向けて本格再調査

2023年05月24日 13:34

野球

ソフトB 昨季まで在籍したキューバ代表デスパイネとの再契約に向けて本格再調査
デスパイネ
 ソフトバンクが昨季まで6年間在籍したキューバ代表のアルフレド・デスパイネ外野手(36)との再契約に向けて本格調査をしていることが24日までに分かった。球団関係者は「チームが得点力、長打力不足の状況で、世界中のいい選手の調査をしています。(デスパイネは)キューバ代表としても実績があるし、試合にも出続けています」と話した。
 デスパイネは、今春のWBC同国代表でも主砲として全6戦のうち5試合に出場。モイネロらと4強入りに貢献した。来月6月に37歳になるが「勝負強さも発揮しているし、年齢を感じさせていない」と関係者は続けた。現在は、4月に開幕したキューバ国内リーグの「グランマ」で現役を続けている。

 17年にソフトバンクに加入し昨季は89試合出場でキャリアハイの打率・269をマーク。本塁打数もチームトップの柳田に次ぐ14本で40打点を刻んだ。コロナ禍で主力を欠いた8月は不動のDHで全26試合に出場。打率・327、2本塁打、17打点で緊急時を救ったが単年契約終了後に自由契約となっていた。

 今季は右の大砲候補として米独立リーグからコートニー・ホーキンス外野手(29)とマーリンズからウイリアンズ・アストゥディーヨ内野手(31)を新たに獲得もホーキンスは23日時点の2軍戦で打率・196、1本塁打、7打点と振るわず。アストゥディーヨは1軍13試合で4安打、打率・133、0打点。加入2年目のフレディ・ガルビス内野手(33)とともにここまでノーアーチが続いている。デスパイネの全力疾走や勝負勘、得点力はチーム打撃を重視する藤本ホークスに再び必要との動きとなった。

 23日(日本時間24日)には中南米の選手情報に詳しい現地メディア記者のフランシス・ロメロ氏がツイッターで球団がデスパイネとの再契約に興味を示していると報じていた。

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