阪神・岩崎が救った7S 9回一打同点のピンチで登板 「準備はできていた」空振りK締めでガッツポーズ

2023年05月24日 06:30

野球

阪神・岩崎が救った7S 9回一打同点のピンチで登板 「準備はできていた」空振りK締めでガッツポーズ
<ヤ・神>9回、三ツ俣を三振に仕留め、ガッツポーズをする岩崎(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神6―3ヤクルト ( 2023年5月23日    神宮 )】 阪神の背番号13が貫禄の投球、マウンドさばきで試合を締めくくった。
 「0点に抑えることができて良かった」

 簡単な場面ではなかった。4点優勢の9回に登板した4番手のK・ケラーが1点を失ってなお2死一、三塁。岩崎は、一発出れば同点の状況で最後の1アウトを取るために送り出された。

 さらに、強まった雨の影響でマウンドはぬかるみ、迎えた代打・三ツ俣へは2球連続ボール。ここで整備が入り“足場”が固まったことで腕の振りも強さを増した。最後は3球連続のストレート勝負で空振り三振。小さくガッツポーズをした左腕は今季7セーブ目、13試合連続無失点とその存在感は絶大だ。

 「準備はできていました。それが仕事なので」。急な起用にも何事もなかったかのように仕事をこなしてみせた。東京入りした前夜は都内のもんじゃ焼き店でK・ケラーが音頭を取って“リリーフ会”を開催。結束を固めるブルペンの最後の砦(とりで)として控える31歳が頼もしい。(遠藤 礼)

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