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甲子園がブーイング合戦に 阪神・加治屋のけん制球が発端 異様な雰囲気に

2023年06月04日 07:20

野球

甲子園がブーイング合戦に 阪神・加治屋のけん制球が発端 異様な雰囲気に
7回、声援を送るロッテファン (撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神6-5ロッテ ( 2023年6月3日    甲子園 )】 阪神の小幡竜平内野手(22)が5―5の延長11回1死満塁、プロ初のサヨナラ打を中前に放ち、チームの連敗を2で止めた。セ・パ首位対決第1ラウンドで、9回に守護神の湯浅京己投手(23)が3点差を追いつかれる苦しい展開を吹き飛ばす一打となった。チームは今季7度目の危機も回避し、いまだに3連敗なし。土曜日は開幕から8戦全勝だ。4日の相手先発は佐々木朗。この勢いそのままに、攻略を狙う。
 一方、試合では両軍ファンの間でブーイング合戦が繰り広げられた。7回に登板した加治屋が2死一塁でけん制球を入れるたび、ロッテファンが陣取る左翼席からブーイング。当初は拍手で応じていた虎党だったが、ロッテに定着するこの応援スタイルに対抗するかのように相手投手のけん制球のたびに大きなブーイングを浴びせ、球場は異様な雰囲気に包まれた。

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