大谷翔平“ジエンゴ弾”で1カ月ぶり6勝目 22号は両リーグ最多タイ 首位相手に3勝1敗と勝ち越し

2023年06月16日 11:56

野球

大谷翔平“ジエンゴ弾”で1カ月ぶり6勝目 22号は両リーグ最多タイ 首位相手に3勝1敗と勝ち越し
8回に22号2ランを放ちダイヤモンドを一周する大谷(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   エンゼルス5-3レンジャーズ ( 2023年6月15日    アーリントン )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が15日(日本時間16日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回6安打2失点で1カ月ぶりの白星となる6勝目を挙げ、打っても第4打席に両リーグ最多タイの22号2ランを放つなど2打数1安打2四球。チームの勝利に貢献した。
 投手・大谷は初回、30球を擁する立ち上がりながら無失点。1-2の3回に3連打で2点を失い逆転を許したが、4回以降はレンジャーズ打線を封じ試合をつくった。

 打者・大谷は初回無死一塁の第1打席で四球を選ぶと、3回の第2打席は二ゴロ、6回の第3打席は四球で出塁。3-2で迎えた8回無死一塁の第4打席は相手2番手・バークの初球、高めスライダーをフルスイング。打球はあっという間に中堅左へ着弾する文句なしの特大アーチとなり、打った大谷自身も本塁打を確信しながらゆっくりと一塁ベースに歩を進めダイヤモンドを一周した。登板試合での本塁打は今季3本目となり、自らを援護し勝利をぐっと引き寄せた。

 この一発でナ・リーグ本塁打王争いでトップに立つアロンソ(メッツ)と並び、両リーグ最多タイ。ア・リーグでは2位・ジャッジ(ヤンキース)に3本差を付け、いよいよ独走状態となった。打率も・301とし、ついに3割台に到達した。

 自身の本塁打で点差を広げると、救援陣もリードを守り切り、大谷は5月15日(同16日)のオリオールズ戦以来、登板5試合ぶりの白星をつかんだ。エンゼルスは西地区首位のレンジャーズ相手に3勝1敗と4連戦を勝ち越して終えた。

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