広島 末包&堂林の連弾で先制 北別府さん追悼試合で見事な放物線 被本塁打1の左腕・隅田から2発

2023年06月16日 19:40

野球

広島 末包&堂林の連弾で先制 北別府さん追悼試合で見事な放物線 被本塁打1の左腕・隅田から2発
<広・西>5回無死、先制の本塁打を放ち、堂林(左)とハイタッチをする末包(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   広島―西武 ( 2023年6月16日    マツダ )】 抜群の制球力で広島の黄金時代を支え、通算213勝を挙げた野球評論家の北別府学(きたべっぷ・まなぶ)さんが16日、65歳の若さでこの世を去った。沢村賞を2度獲得し、2012年には競技者表彰で野球殿堂入り。20年に自身のブログで成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表して以降、懸命の闘病生活を送ってきたが、ついに力尽きた。
 16日に本拠地で西武戦を迎えた広島は、半旗を掲げて試合を行い、新井監督以下チームは喪章を着用して臨んだ。

 試合は先発の床田が好投を続ける中、打線が先手を奪った。5回、先頭の末包が西武2年目左腕の隅田から今季1号ソロを放つと、続く堂林も今季3号ソロで追撃。天国まで届けとばかりに大きな放物線で、スタジアムを沸かした。

 隅田はここまで今季8試合に登板し、わずかに被本塁打1だったが、難敵左腕から見事な2本塁打を放った。

 ▼広島・末包「追い込まれていたので何とかしようと必死でした。感触が良かったので越えてくれるかと思いましたが、入るとは思いませんでした」
 ▼広島・堂林「スエ(末包)が打ったので、打つことができました。球場を良い雰囲気にしてくれたので続けてよかったです」

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