花巻東の怪物・麟太郎「タイミング自体は取れていた」“新打法”不発ノーヒットも前向き

2023年08月13日 19:55

野球

花巻東の怪物・麟太郎「タイミング自体は取れていた」“新打法”不発ノーヒットも前向き
<花巻東・クラーク> 勝利し、ガッツポーズする花巻東・佐々木麟 (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会2回戦   花巻東2―1クラーク ( 2023年8月13日    甲子園 )】 プロ注目のスラッガー、佐々木麟太郎(3年)を擁する花巻東(岩手)は、2回戦でクラーク記念国際(北北海道)と対戦。チームは勝利したものの3番一塁で先発出場した佐々木麟は、初回の第1打席で空振り三振、四回の第2打席は遊ゴロに倒れた。六回の第3打席は二ゴロ、八回の第4打席は遊ゴロ。高校通算141発目となる待望の甲子園1号は次戦にお預けとなった。
 試合後、佐々木麟との主なやりとりは以下の通り。

 ――まずは勝利しましたが

 「クラークさんも手強くて自分たちも戦力尽くして戦い抜きましたし、自分たちも接戦になることは想定していましたし非常に厳しくなることも頭にあったので落とさなかったのは良かったことだと思います」

 ――最後のアウトを取った瞬間は

 「とにかく同点の時はどっちに転がるか分からなかったが、1点取られましたが二遊間が助けてくれて。落ち着きながら声かけながらプレーできましたし、まずはホッとしましたね」

 ――決勝打を打ったのが千葉君でしたが

 「柚樹自身も県大会から苦労していましたし、まず一本出てホッとしていると思いますし自分としても仲間が助けてくれて勝つために命懸けて岩手県を背負って戦っていることにみんなにありがとうと伝えたいです」

 ――中断時間はどのように過ごしていたか

 「自分たちにとってはプラスの休憩になりましたし、体を休めることもできましたし。流れて的にも良くはなかったので心も体もリセットしていけたのはプラスでしたしゲーム続行させてくれた方に感謝しかないです」

 ――自身の打撃は

 「全体通してもゴロが多かったですけど、タイミングは取れていましたし感覚的には悪くなかったかなと。新岡投手に凄い苦しめられたのでいい経験させてもらったと、ありがとうと。称えたいなと思います」

 ――新岡投手の難しかった部分は

 「いろいろな所から投げてくるのもそうですし、全体にインコース使ったり変化球とか。すごい苦しんでいたので素晴らしい投手だなと思いました」

 ――初戦と比べてタイミングの取り方が変わっていたが

 「打ってる中で感覚的には今の方が良かったかなと。そのときそのときの感じで打ち方は対応していきたいと思っていたので、今日は変わっていましたが今のベストはこれかなと」

 ――いつごろこの打ち方にしようと思ったか

 「今日まで悩んでました。一応、いろいろな引き出しがあったつもりなので今できるベストがこれだなと思って。凄い準備しながらやってきたつもりなので、自分としては質を求めていたので結果は出なかったがしっかりスイングすることはできたかなと」

 ――阪神園芸の整備は見ていたが

 「凄い雨だったので、自分たちも普段は整備とかをいつもしているのでここから戻すのは難しいと思うんですけど、迅速に整えてもらって非常に感謝しかないです」

 ――継続試合はよぎったか

 「やることしか考えていなかったですね。いつでもやれるように準備していました」

 ――背中のコンディションは

 「しっかり練習も出来ていますし、全然悪くはないと思っていいました」

 ――タイミングの取り方を変えてやってみてどうだったか

 「タイミング自体は取れていましたし、結果は出なかったですけどしっかりスイングはできていたのでこれはプラスに捉えてつぎにつなげたい」

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