ドジャース大谷翔平 ダルビッシュとの再戦かなわず 悔しさ口にする「すごい楽しみにしていました」

2024年05月13日 04:30

野球

ドジャース大谷翔平 ダルビッシュとの再戦かなわず 悔しさ口にする「すごい楽しみにしていました」
<パドレス・ドジャース>試合前、ドジャース・大谷(右)と談笑するパドレス・ダルビッシュ(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、パドレス戦の前に取材対応し、11日(同12日)の同戦で途中交代の要因となった腰の張りについて「昨日のゲーム前からトレーニングでちょっと違和感があった。きょうは僕は出られるかな、という感じでしたが、大事をとって」と説明した。代打待機として試合前の準備はしていたが、12日の同戦は欠場する見込みとなった。
 これによって、注目されていたダルビッシュ有投手(37)との対戦もお預けに。韓国での開幕戦以来の再戦だったが「残念?そうですね。同地区ですけど今まであまりやることはなかったので、そういう意味ではすごい楽しみにしていましたし、今後もあるとはいえ、少ないチャンスではあると思うので、楽しみにはしていました」と悔しさを口にした。

 また前日、ダルビッシュと談笑していたことをふられると「テレビで見てきた選手で、一緒にグラウンドの中でプレーできるというだけでもうれしいですし、毎年毎年、衰えているどころか、進化している印象なので見ていて楽しい。打席にはきょうは入れないが、外から見ていても勉強になることはたくさんある」と話した。

 大谷は11日の同戦で、9回に代打を送られて途中交代。ロバーツ監督は「腰が張っている。無理をさせなかった」と説明し、さらに「4打席目の前に腰に張りがあるということだった。(痛めたのは)6回か7回ではないか」と明かしていた。6、7回の走塁中に痛めた可能性があり、7回の投ゴロ後はいつもよりゆっくり走ってベンチに戻っていた。

 また、指揮官はダルビッシュが先発する12日(日本時間13日午前5時10分開始)の同戦については「おそらく明日(12日=日本時間13日)は休みを与える」と、大事を取って休ませる可能性を示唆していた。

 ▽大谷の負傷と欠場 1年目の18年6月に右肘を痛め、一時復帰も9月にじん帯の新たな損傷が見つかり10月に手術。コロナ下で60試合の短縮シーズンだった20年は打者で44試合に出場も、再び右肘を痛めて登板は2試合のみだった。だが、大きな故障がなかった21、22年は2年連続で150試合以上に出場。22年は史上初の「投打ダブル規定到達」を果たした。昨年は7月の球宴後、脇腹、両脚ふくらはぎ、右手中指が相次いでけいれん。9月にフリー打撃で右脇腹を痛め、138試合目以降の25試合を欠場したが、137試合目までの欠場は2試合のみだった。

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