ドジャース大谷翔平 腰の張りは重症には至らず「僕は出られるかな、という感じだが、大事をとって」

2024年05月13日 03:55

野球

ドジャース大谷翔平 腰の張りは重症には至らず「僕は出られるかな、という感じだが、大事をとって」
12日(日本時間13日)のパドレス戦の前に取材対応するドジャース・大谷翔平 Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、パドレス戦の前に取材対応し、11日(同12日)の同戦で途中交代の要因となった腰の張りについて「昨日のゲーム前からトレーニングでちょっと違和感があった。きょうは僕は出られるかな、という感じでしたが、大事をとって」と説明した。代打待機として試合前の準備はしていたが、12日の同戦は欠場する見込みとなった。
 違和感を抱いた時期については「ゲーム前のトレーニング」だと説明。「悪化というか、張りが強くなったが、きょうは大分、改善された」と重症には至っていないことを強調した。

 チームは現在13連戦中。デーブ・ロバーツ監督(51)とも話し合いをして、「連戦が続くと言っていたので、どっちみち(どこかで休養日を)入れようかなということだと思うので、きょうそれが早めに入った形」とこの日は欠場し、休養日とすることを確認したという。

 これまで腰に関して兆候はあったのか、と聞かれた大谷は「そんなにすごく何か、大きく痛みが出たみたいなことはなかった。トレーニングの中で“なんか嫌だな”という違和感があったぐらい」と改めて軽傷を強調した。

 大谷は11日の同戦で、9回に代打を送られて途中交代。ロバーツ監督は「腰が張っている。無理をさせなかった」と説明し、さらに「4打席目の前に腰に張りがあるということだった。(痛めたのは)6回か7回ではないか」と明かしていた。6、7回の走塁中に痛めた可能性があり、7回の投ゴロ後はいつもよりゆっくり走ってベンチに戻っていた。

 11日の試合前には、アップ中に左翼付近で腰を押さえながら、ストレングス&コンディショニングコーチ補佐のトラビス・スミス氏と話し込んだ。今季はここまで太腿や股関節付近を気にするそぶりを見せることはあったが、腰はこの日が初めて。メジャー移籍後、公表されている腰の張りの症状は計3度あるが、全て投手としての登板が原因で、打者出場中の発症も初めてだった。

 打者専念の今季は、大差の展開で2度途中交代があるが、体の異変を訴えての交代はなかった。

 ▽大谷の負傷と欠場 1年目の18年6月に右肘を痛め、一時復帰も9月にじん帯の新たな損傷が見つかり10月に手術。コロナ下で60試合の短縮シーズンだった20年は打者で44試合に出場も、再び右肘を痛めて登板は2試合のみだった。だが、大きな故障がなかった21、22年は2年連続で150試合以上に出場。22年は史上初の「投打ダブル規定到達」を果たした。昨年は7月の球宴後、脇腹、両脚ふくらはぎ、右手中指が相次いでけいれん。9月にフリー打撃で右脇腹を痛め、138試合目以降の25試合を欠場したが、137試合目までの欠場は2試合のみだった。

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