巨人・井上温大「絶対このローテーションをつかみ取ってやるんだっていう強い気持ちで臨みました」

2024年06月06日 22:50

野球

巨人・井上温大「絶対このローテーションをつかみ取ってやるんだっていう強い気持ちで臨みました」
<巨・ロ>2勝目の井上はナインと喜び合う (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人7―4ロッテ ( 2024年6月6日    東京D )】 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が6日のロッテ戦(東京D)で今季2度目の先発登板。プロ最長の6回2/3を投げて8安打3失点と踏ん張り、今季2勝目(3敗)をマークした。
 5月30日のソフトバンク戦(東京D)に4回から2番手として登板し、7回までの4イニングを5奪三振で完全投球。2022年9月23日に行われた中日戦(バンテリンD)の初勝利以来615日ぶりとなるプロ2勝目を挙げ、この日の先発マウンドを勝ち取った。

 そこから2連勝。先発勝利はプロ初勝利以来622日ぶり。本拠・東京ドームでの先発勝利は初となった。

 阿部慎之助監督(45)を「良く頑張ったと思います。もう…100点だと思います」と喜ばせた無四球での114球。

 2回に先制&決勝の1号3ランを放ち、4回にも貴重な追加点となる適時打を放った大城卓とバッテリーでお立ち台に上がった井上は「絶対この(先発)ローテーションをつかみ取ってやるんだっていう強い気持ちで臨みました」と第一声。「前回と同じく一人ひとり、丁寧に打ち取っていくことを心掛けて投げてました」と続けた。

 7―0で迎えた7回に1点を失って降板。2番手左腕・大江も打たれて3失点が付いたが、「7回を任されたってことで、自分が最後まで投げ切って、そのイニングを終わらせたかったっていう気持ちがあったので。凄い悔しいです」とイニング途中での降板を悔やんだ。

 それでも、大城卓に先制3ランが出た瞬間は「最高でした」とはにかんだ23歳。622日ぶりの先発勝利&先発での東京ドーム初勝利にも「最高でーす」とし、「次の登板もしっかり自分が最後まで投げ切って、チームを勝ちに導けるように頑張りたいです」と笑顔、笑顔だった。

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