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阪神・大竹、5勝目は幻に 6回2/3を無失点で勝利投手の権利得るも…逆転負けで白星消滅

2024年06月06日 05:15

野球

阪神・大竹、5勝目は幻に 6回2/3を無失点で勝利投手の権利得るも…逆転負けで白星消滅
<神・楽>5回、村林の打球を糸原が好捕し、笑顔の阪神・大竹(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神2ー3楽天 ( 2024年6月5日    甲子園 )】 付けいる隙を与えない快投もハッピーエンドにつながらなかった。阪神・大竹は、6回2/38安打無失点で勝利投手の権利を手にしたがチームの逆転負けで今季5勝目は幻となった。
 「(普段とは違う左打者有利の)風も風だったので単打OKでやった」

 走者を背負う展開が多かったが、6回1死一塁では渡辺佳の右中間への飛球を中堅・近本が快足を飛ばして追いつき、飛び出していた一塁走者もアウトにする併殺を完成。再三のバックの好守にも背中を押された。

 2点優勢の7回2死一塁で右腕の石井にバトンタッチ。その後、2死満塁と救援陣が追い込まれたものの4番手の漆原が村林を中飛に仕留めるとベンチ前に飛び出して仲間を称えた。

 だが、9回に岩崎が逆転2ランを被弾し目前で白星は消滅。阪神加入後はこれで交流戦は5試合で勝ち星がない。「良い守備に助けてもらってなんとか無失点で抑えることができた」。次こそ“虎の大竹”として交流戦初勝利を目指す。(遠藤 礼)

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