日本ハム・水谷 自己最長7試合連続安打 交流戦打率.519!理想はブレーブスのアクーニャ

2024年06月06日 06:00

野球

日本ハム・水谷 自己最長7試合連続安打 交流戦打率.519!理想はブレーブスのアクーニャ
<広・日>8回、右前適時打を放つ水谷(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【交流戦   日本ハム0―6広島 ( 2024年6月5日    マツダ )】 日本ハム・水谷瞬外野手(23)が5日、広島戦に「1番・左翼」で出場し6回に中前打を放ち、自己最長となる7試合連続安打をマークした。昨季まで所属したソフトバンクでは5年間1軍出場なしも、2日のDeNA戦でプロ初アーチを記録するなど、ここまで交流戦打率は.518をキープしている。なお、チームは開幕2戦目だった3月30日のロッテ戦以来、今季2度目の零敗を喫した。
 交流戦は、普段対戦しない投手を相手にすることになる。だが、昨季ソフトバンクに所属した水谷は、ウエスタン・リーグで対戦したことのある森下の球筋を知っていた。その経験が、打席での落ち着きにつながった。

 「“こういう感じでくるよね”っていうイメージはつけやすかった。初めましてじゃないので、そこは良かったと思う」

 1点を追う6回だ。先発の伊藤が遊撃内野安打で出塁。無死一塁で、森下のカットボールに食らいつき、中前打とした。初回、3回と空振り三振を喫していた中でやり返し、これで7試合連続安打をマーク。交流戦打率・519と高い数字をキープした。チームは敗れて3位に再転落したが「一日一本という気持ちでやっている。2つ三振はしたけど、いいボールだったので、切り替えて次は打ちたい」と前向きに語る。

 5月21日の再昇格後は13試合に出場して、打率・302、1本塁打、8打点と好調を維持。ソフトバンク時代の過去5年間は1軍出場なし。「1軍でプレーすること自体が初めて。やったことないことばかり」と口にしていたが、日に日に存在感は増すばかりだ。

 3試合連続の1番起用で、理想の1番像にはブレーブスのアクーニャを挙げ「僕がちょこちょこという打撃は求められていない。先頭から打線が勢いづけられるように」と力を込める。新庄監督も数日前には自身のSNSで「メジャーに行かせる指導をしていきます」と堂々と宣言した。スターになる日まで、安打を積み重ねる。(田中 健人)

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