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パドレスのマルカノ 水原被告調査余波で永久追放 231試合で野球賭博、自チームの試合にも賭ける

2024年06月06日 02:30

野球

パドレスのマルカノ 水原被告調査余波で永久追放 231試合で野球賭博、自チームの試合にも賭ける
永久追放処分となったマルカノ(AP) Photo By AP
 大リーグ機構(MLB)は4日(日本時間5日)、パドレスのトゥクピタ・マルカノ内野手(24)が野球賭博を行い、規定に違反したため永久追放処分を科したと発表した。パイレーツ所属の22、23年にメジャーの231試合に賭け、うち25度が自チームの試合。15万ドル(約2340万円)以上を投じたが当たったのは4・3%だったという。自身が出場した試合への賭けは確認されなかった。
 MLBが水原一平被告の違法賭博問題を調査する過程で、他選手の不祥事も明るみに出た。現役選手の賭博での永久追放は1924年のジミー・オコネル以来100年ぶり。歴代最多の通算4256安打で89年に永久追放となったピート・ローズは監督として指揮していたレッズの試合に賭けていたとされる。

 マルカノ以外ではアスレチックスのマイケル・ケリー投手(31)とマイナー3選手が1年間の資格停止処分となった。MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー(65)は「賭博規定を厳格に実施することは、ファンのために試合の高潔さを守る上で最優先事項」とコメントした。

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