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巨人・阿部監督 7回、井上とのオモシロ会話明かす 「もうちょい、いろよ」と声がけも「帰っちゃった」

2024年06月06日 21:55

野球

巨人・阿部監督 7回、井上とのオモシロ会話明かす 「もうちょい、いろよ」と声がけも「帰っちゃった」
交流戦 <巨・ロ(3)>7回途中、泉の登板を告げる阿部監督(右) (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人7―4ロッテ ( 2024年6月6日    東京D )】 巨人の阿部慎之助監督(45)が6日のロッテ戦(東京D)でプロ最長の6回2/3を投げて8安打3失点と踏ん張り、今季2勝目(3敗)をマークした5年目左腕・井上温大投手(23)との“オモシロ会話”を明かした。
 まずは井上について「良く頑張ったと思います。100点だと思います」と合格点を与えた阿部監督。

 7―0で迎えた7回には、井上が初失点したところで指揮官自らマウンドへ。井上とかわしていた会話の内容について問われると「マウンドを逃げていくように降りて行くからさ。“まだ早いんだよ”って」と笑い、「勝ってたんだから“もうちょい、いろよ”って」と笑わせた。

 井上からの返事については「“はい”って言いながら帰っちゃった」と無邪気な期待の若武者に苦笑い。

 さらに「ソフトバンクを抑えたのが凄く自信になっているでしょうしね。今日は“お前はソフトバンクの打線を抑えられたんだから自信を持っていけ”と言ったんですけどね。気合を入れてほしかったら、蹴っ飛ばしに行くよって(笑い)。そういう状況もなくナイスピッチングだったと思います」と笑わせた。

 また、成長した点については「やっぱり時差投球もできるようになったし、自分でクイックを入れたりとか。いくら150キロを投げても打たれるというのはね、本人は分かったはずなので。そこでランナーがいなくてもクイックだったり、そういう工夫が見られているので、その辺が成長したんじゃないかなと思います」と目を細めていた。

 井上は5月30日のソフトバンク戦(東京D)に4回から2番手として登板し、7回までの4イニングを5奪三振で完全投球。2022年9月23日に行われた中日戦(バンテリンD)の初勝利以来615日ぶりとなるプロ2勝目を挙げ、この日の先発マウンドを勝ち取っていた。

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