巨人・井上温大 プロ最長7回途中3失点で今季2勝目 打線の援護受けてMAX149キロの力投

2024年06月06日 20:57

野球

巨人・井上温大 プロ最長7回途中3失点で今季2勝目 打線の援護受けてMAX149キロの力投
交流戦 <巨・ロ(3)>巨人の先発・井上 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人7―4ロッテ ( 2024年6月6日    東京D )】 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が6日のロッテ戦(東京D)で今季2度目の先発登板。プロ最長の6回2/3を投げて8安打3失点と踏ん張り、今季2勝目(3敗)をマークした。
 5月30日のソフトバンク戦(東京D)に4回から2番手として登板し、7回までの4イニングを5奪三振で完全投球。2022年9月23日に行われた中日戦(バンテリンD)の初勝利以来615日ぶりとなるプロ2勝目を挙げ、この日の先発マウンドを勝ち取った。

 前回先発登板した4月20日の広島戦(マツダ)では初回に4連打を含む5安打を集中され、いきなり4失点。その後は完全投球を見せたが、4回5安打4失点で今季2敗目を喫していた。

 この日は完全投球だったソフトバンク戦でコンビを組んだ岸田ではなく、前回先発した広島戦に続いて大城卓とのバッテリー。初回は2死から高部に右前打されたが、無失点で立ち上がった。

 2回は先頭のポランコなど2安打されたが、3奪三振で無失点。すると、その裏、バッテリーを組む大城卓に先制の1号3ランが飛び出した。

 3―0となって迎えた3回は1番からの相手攻撃でこの試合初めての3者凡退にピシャリ。4回は2死から門脇の失策で走者を塁に出すも無失点で切り抜けると、その裏には大城卓の適時打で4点リードに変わった。

 7―0で迎えた7回、友杉に適時打を浴びて1失点したところで降板。2死一、二塁で登板した2番手左腕・大江が満塁とピンチを広げてからソトに走者一掃の3点適時二塁打を許し、井上の失点は3となった。

 井上の投球内容は6回2/3で打者29人に対して114球を投げ、8安打3失点。6三振を奪って四死球なし、直球の最速は149キロだった。

 なお、井上の先発勝利はプロ初勝利を挙げた2022年9月23日の中日戦(バンテリンD)以来622日ぶり。本拠・東京ドームでの先発勝利は初となった。

 ▼井上 練習でやってきたことがこの試合で出せたと思います。最後投げ切りたかったですが、この反省は次の試合にしっかりとつなげていきたいと思います。

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