大谷翔平 昨年ドラ1の164キロ腕との初対決は全球100マイル超で3球三振 全米注目対決に球場沸く

2024年06月06日 07:46

野球

大谷翔平 昨年ドラ1の164キロ腕との初対決は全球100マイル超で3球三振 全米注目対決に球場沸く
初回、スキーンズ(左)から空振り三振に打ち取られるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース-パイレーツ ( 2024年6月5日    ピッツバーグ )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が5日(日本時間6日)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。初対決となった昨年ドラフト全体1位の最速164キロ右腕ポール・スキーンズ投手(22)から第1打席は空振り三振に打ち取られた。
 注目の初対決は初回1死走者なしの場面。スキーンズは初球191.3マイル(約163.0キロ)の内角直球で空振りを奪うと、2球目は100.1マイル(約161.0キロ)の内角直球で空振り。3球目はやや外よりの100.8マイル(約162.2キロ)にバットが空を切り、1球もまともにバットに当たらず空振り三振に打ち取られた。

 「Fireballing right―hander(火の玉右腕)」と称されるスキーンズは高校卒業後には空軍士官学校に進学。2022年7月にルイジアナ州立大に転校し、2023年にはカレッジ・ワールドシリーズでチームを優勝に導き、昨年ドラフト全体1位でパイレーツに入団した。最速164キロを誇り、大学時代には投手と捕手の二刀流でプレーしていたことでも知られる。2人の対決は試合前から全米で注目を集めていた。

 大谷は前日、同じく22歳で160キロ超の速球を武器とする剛腕ジョーンズに空振り三振、遊ゴロ併殺、空振り三振と3打席凡退。8回に3番手左腕チャプマンから中前打を放ち2試合ぶりの安打をマークしたものの4打数1安打に終わった。6月に入って3試合は10打数2安打5三振と調子を落としている。

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