「ジャッジこそが現代のルース」 ドジャース戦を前にニューヨークのベテラン記者が言及する根拠とは

2024年06月06日 14:27

野球

「ジャッジこそが現代のルース」 ドジャース戦を前にニューヨークのベテラン記者が言及する根拠とは
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(AP) Photo By AP
 ベテランスポーツ記者のマイク・ルピカが、大リーグ公式サイトでヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)とフアン・ソト外野手(25)の2選手が、40本以上の本塁打を打つ可能性について言及している。6月5日(日本時間6日)終了時点でジャッジがあリーグトップの21本、ソトが同4位で17本だ。
 ベーブ・ルースとルー・ゲーリッグは1927年、30年、31年にともに40本以上の本塁打を打った。ロジャー・マリスとミッキー・マントルも1961年に記録している。伝統球団の歴史に残るスラッガーの偉業を引き継ぎ、63年ぶりに5度目が起ころうとしている。

 ジャッジはキャリアで3度目の50本を超えるペース。ルースはヤンキースで50本塁打超を4度達成している。ジャッジは32歳を過ぎたばかりで、キャリアの絶頂期と言える。ルピカ記者は、ジャッジこそが、ソトや大谷翔平を含め、今現在、他の誰よりも危険な打者だと書く。

 「私たちは大谷をルースに例え続けているが、それは彼が二刀流であるからで、ホームラン打者としてだけを見ると、ジャッジこそが現代のルースだ。ベーブがそうであったようにホームランで大きな存在になっている」

 ジャッジは22年に62本塁打を記録し、ルースのシーズン記録を抜いた。昨シーズンは、最終的に56試合を欠場したが、それでも37本塁打。22年にプレーした157試合と同じ試合数をプレーできていれば、本数は54本前後になっていた計算になる。そして今季もほぼ同じようなペースで打っている。

 現在、OPSで見ても、ジャッジは1・090の1位。ソトは1・027の2位、大谷が・988の3位だ。週末、ヤンキースタジアムでのヤンキース対ドジャースの3連戦で3人のトップスラッガーが相まみえる。

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