今季2度目零敗のドジャース指揮官 5回2死まで完全投球のダルビッシュに脱帽「何もできなかった」

2024年05月13日 09:11

野球

今季2度目零敗のドジャース指揮官 5回2死まで完全投球のダルビッシュに脱帽「何もできなかった」
試合中に渋い表情を浮かべるドジャース・ロバーツ監督(中央) (ロイター)
 【ナ・リーグ   ドジャース0―4パドレス ( 2024年5月12日    サンディエゴ )】 ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのパドレス戦に0―4で敗れて今季2度目の零敗。パドレスに1勝2敗と負け越し、6カードぶりのカード負け越しとなった。また、パドレス戦の零敗は2018年以来6年ぶりとなった。パドレスのダルビッシュ有投手(37)は5回2死まで続けていた完全投球は途切れたが、今季最長タイ7回、同最多101球を投げ、2安打無失点、7奪三振で今季3勝目となる日米通算199勝(日本ハム93勝、メジャー106勝)を挙げ、節目の勝利に王手をかけた。
 腰の張りを訴えて欠場した大谷不在の打線は5回2死まで1人の走者も出せず、今季最少タイの4安打で今季2度目の零敗。デーブ・ロバーツ監督は、ダルビッシュの投球について「うまく球種をミックスしている。うちに対しては他球団に対するより、より速い球を多く使ってくる。高めなどうまく制球している。スライダーも良かった。うちは何もできなかった。彼はリズムが良かったし、ゾーンに入っていた感じ。しかもゲームの早い段階で打線の援護を得たから、我々は彼を脅かすことは全くできなかった」と脱帽した。

 また、パドレス3連戦を通しても「予測のつかない攻め方をしてきた。うまくうちの打者の弱点を突いてきた。何とかこのシリーズは勝ちたかったが、今日はダルビッシュがすごく良かった。昨日のウォルドロンも、2日前のキングも良かった」と振り返った。

 ダルビッシュは試合後、ドジャース打線について「ドジャース打線は後半に凄く強いので、あそこで1点取られると変わりますし、0点に抑えられたので凄く気持ちが入って良かった」と話した。

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