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カブス・今永、メジャー自己最多10K 球宴後初登板で直球伸びた「シーズンに生きる」7回1失点

2024年07月23日 01:30

野球

カブス・今永、メジャー自己最多10K 球宴後初登板で直球伸びた「シーズンに生きる」7回1失点
<カブス・ダイヤモンドバックス>メジャー自己最多10奪三振を奪った今永(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス2-1ダイヤモンドバックス ( 2024年7月21日    シコアゴ )】 カブス・今永が後半戦初登板で快投を演じた。ダイヤモンドバックス打線相手に初回3者連続三振で立ち上がり、6回2死まで無安打投球。7回2安打1失点で勝敗は付かなかったが、メジャー自己最多10三振を奪った。
 「朝起きて体の動きも良く体調も良かったので、コンディション通りの投球ができた」

 16日のオールスター戦に選出され、ナ・リーグ投手でただ一人の3者凡退を演じてみせた。回転量が多く伸びる直球で強打者相手に押し込んだ。「シーズンに生きる登板だった」と自信と手応えを深め、この日も高めの直球と、低めにはチェンジアップを用いて、高低と緩急を操った。

 防御率2.86はリーグ4位で、トップのブレーブス・セールらの同2.70に迫ってきた。前半戦最後のカージナルス戦では元巨人のマイコラスから「メジャーの先発投手の心得」について助言を受けた。「ペース配分の違い。メジャーに適応するのに必要な言葉だった」と感謝し、この日の快投につなげた。

 ≪誠也の後半戦初安打が9回同点打≫鈴木は後半戦初安打が最高の場面で出た。0―1の9回1死三塁で中前に適時打を放ち同点に。マルティネスの初球、99.8マイル(約161キロ)シンカーに力負けせず「追い込まれたら厳しい投手。前に飛んでくれて良かった」と喜んだ。今永の負けを消し、チームは延長10回サヨナラ勝ちで3連敗を免れた。好投の今永について「いつでもしっかり試合をつくってくれる。素晴らしいなと思う」と信頼を口にした。

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