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掛川西 26年ぶり夏切符 OB大石監督が主将務めた98年以来「今までの負けがあったから強くなれた」

2024年07月30日 05:00

野球

掛川西 26年ぶり夏切符 OB大石監督が主将務めた98年以来「今までの負けがあったから強くなれた」
ナインの胴上げで宙を舞う掛川西の大石監督 Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権静岡大会決勝   掛川西7-2聖隷クリストファー ( 2024年7月29日    静岡県草薙 )】 古豪・掛川西が聖隷クリストファーを7―2で下し、6度目の夏切符を手にした。OBの大石卓哉監督が主将を務めた98年以来26年ぶりで「今までの負けがあったから強くなれたのだと思う」と涙を拭った。
 殊勲は8番の杉山侑生(3年)だ。2回に左中間へ一時逆転の2点二塁打。同点の4回は1死満塁から右中間に決勝の3点三塁打を放った。2安打5打点。準々決勝、準決勝ではベンチでくすぶり「背番号7なのに2試合出られず、迷惑しかかけてなかったので、ここで一本出してやろうと打席に立ちました。素直にうれしい」と笑みを浮かべた。

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