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松坂大輔氏が石川県金沢市で野球教室 打撃練習の実演で柵越えを連発 子どもたち仰天して「えっぐ!」

2024年08月03日 18:55

野球

松坂大輔氏が石川県金沢市で野球教室 打撃練習の実演で柵越えを連発 子どもたち仰天して「えっぐ!」
野球教室を行う松坂大輔氏 Photo By スポニチ
 元西武の松坂大輔氏(43=スポニチ本紙評論家)が3日、石川県金沢市の内川スポーツ広場で野球教室を開催した。
 自身がCMに出演している「ソニー生命」が主催するイベントで、松坂氏は猛暑の中、約3時間にわたって熱心に指導。「皆さんの野球を楽しんでいる姿を見て元気をもらったし、改めて自分も野球を好きになりました」と笑顔で話した。

 参加したのは軟式野球チーム「金沢城東メッツ」の5、6年生20人。松坂氏はキャッチボールから丁寧にアドバイスを送り、打撃練習では自らバットを持って実演。豪快な柵越えを連発すると子どもたちから「えっぐ!」との声が沸き起こった。

 質問コーナーでは「今までで効果があった練習方法は?」との問いに「剣道の素振り」と答え「小学生の時に教えてもらった。背筋や肩、肘、手首が鍛えられて、打撃にも投球にも生きる。自分もプロに入っても続けていたし、取り入れてほしい」。

 また「打たれて負けて、投げるのが怖くなった」との質問には「怖いこと、苦しいことに立ち向かっていく姿勢が大事。必ず乗り越えられると自分を信じて頑張って。乗り越えるのは自分の力。大人になっても生きてくる」と励ましながら伝えた。

 松坂氏は「感謝」の大切さも訴え「たくさんの大人の人がサポートしてくれているのは、当たり前ではない。“ありがとう”という言葉を伝えてほしい」とメッセージ。

 さらに「勝敗を分けるちょっとした“運”をグラウンドで拾ってほしい」とし、「自分は今でもグラウンドに入る時、出る時に礼をする。あとは小石やゴミを拾ったり。そういうのが勝敗を分ける運の良さにつながると思う」と話すと、子どもたちは熱心に耳を傾けていた。

 ソニー生命主催の野球教室は今回が初。今年は残り2度、開催を予定しており「全国いろんな場所でやるので、街を盛り上げるきっかけになれば」と松坂氏。最後には「笑顔の数を増やしたい。みんなが笑顔で運動ができる施設をいつか作りたいと思っている」と自身の夢も語った。

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