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早大・吉納 止まらん逆転3ラン 4戦4発15打点 今秋ドラフト候補が本塁打&打点リーグ記録射程 

2024年09月30日 05:00

野球

早大・吉納 止まらん逆転3ラン 4戦4発15打点 今秋ドラフト候補が本塁打&打点リーグ記録射程 
<早大・法大>7回、逆転3ランを放ち、仲間に迎えられる早大・吉納(右)(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
 【東京六大学野球第3週第2日   早大5ー4法大 ( 2024年9月29日    神宮 )】 2回戦2試合が行われ、春秋連覇を狙う早大は5―4で法大に競り勝ち、1勝1分けとした。今秋ドラフト候補の吉納翼外野手(4年)は2点を追う7回に4試合目で早くも4号となる逆転3ランを放った。
 絶好調男が決めた。2点を追う7回1死一、二塁から3番・吉納が147キロの外角直球を逆らわずに逆方向の左翼席に運ぶ逆転3ラン。ベンチに戻って小宮山悟監督と抱擁した主砲は「同点で(2試合連続引き分けに)終わって明日から2戦となると投手がきつい。何とかしてやりたいという気持ちが打席で表れた」と胸を張った。

 法大との初戦は9回引き分けだったが、この日は主砲が逆転3ランで決着をつけた。これでリーグ戦開幕から4試合で4本塁打を量産するなど勢いは止まらない。04年秋に法大・田中彰、17年秋に慶大・岩見雅紀が記録したリーグ記録の7本も射程圏だ。さらに打点もこの日の5打点を加え計15打点。79年秋に慶大・青島健太が記録した22打点のリーグ記録も狙える位置につけた。

 プロ志望届を6日に提出した吉納は言葉に力を込める。「ドラフトよりも何とかしてチームの(リーグ)連覇に貢献したいという気持ちが強い」。一打席、一球に集中して結果を残した先に、輝かしい未来が待っている。(柳内 遼平)

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