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エ軍GM 故障続きのレンドンに最後通告 定位置確約せず「組織にとって最も理にかなった方法を検討する」

2024年10月03日 12:02

野球

エ軍GM 故障続きのレンドンに最後通告 定位置確約せず「組織にとって最も理にかなった方法を検討する」
エンゼルス・ミナシアンGM Photo By スポニチ
 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが2日(日本時間3日)、今季のシーズン総括会見を行い、2027年まで契約を結んでいるアンソニー・レンドン内野手(34)について言及。来季三塁のレギュラーを確約しない方針を明言した。
 レンドンは今季4月中旬に走塁中に足を痛め負傷者リスト(IL)入り。7月末には腰痛で、9月には腹斜筋の張りでそれぞれIL入りをしており、今季だけでIL入りは3度目となった。

 ミナシアンGMはレンドンについて「アンソニーがプレーしたとき、彼は生産的ではなかった」と認め、来季について「だから、彼は入団してそれを勝ち取らなければならない。(レギュラー確約の)手当てなどない。我々は、いくつかの異なることができる多才な選手を持っている」と来季レギュラーを確約しない方針を示した。「もし状況が好転しなければ、レンドンはロースターの座を確保し続けるのか」と聞かれると「いい質問だ。全てを検討するつもりだ。この組織にとって最も理にかなった方法を検討するつもりだ」と最後通告とも言える厳しい姿勢を示し、今後は特別扱いしない考えを示した。

 レンドンはエンゼルスと2020年に7年2億4500万ドル(約357億7000万円)の契約を結んだが、2021年からの4シーズンからたびたび欠場を繰り返し、その期間にプレーしたのはわずか205試合。その4シーズンの間の打率は.231だった。2020年以降は出場試合数が100試合以上のシーズンはなく、今季は57試合で打率.218、0本塁打、14打点とメジャーデビューした2013年以降12シーズン目で初めて本塁打なしに終わった。

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