井上尚 12回判定勝ちでV2 世界戦5連続KO逃すもカルモナを撃破
2016年05月08日 20:47
格闘技
ボクシングのダブル世界戦は8日、東京・有明コロシアムで行われ、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は王者・井上尚弥(23=大橋)が同級1位で指名挑戦者のダビド・カルモナ(24=メキシコ)に3―0で判定勝ちし、プロデビューからの連勝を10に伸ばすとともに2度目の王座防衛に成功した。
井上尚は序盤から軽快なフットワークと切れのあるパンチで主導権を握った。しかし、中盤以降、右の手数が減り、勝負は終盤へ。12回に連打で最初のダウンを奪ったが、KOはならなかった。採点は118―109が2人、1人が116―111。世界初挑戦からの連続KOは4でストップした。井上の通算戦績は10戦10勝8KO無敗となった。