【WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・山中慎介―同級6位カルロス・カールソン ( 2017年3月2日 両国国技館 )】
国内単独2位となる12度目の防衛に臨む王者・山中がフィリピン人パートナーとのスパーリングを打ち上げた。都内のジムで2ラウンド行い、16戦全勝14KOの強打を誇る相手の右を外してはタイミング良く左を打ち込んだ。
「細かいのはもらったけど、瞬発系の相手のパンチにしっかり反応できた」とディフェンスの手応えは十分で「体の状態がムチャクチャいい。減量も順調で、足にまだ力が入る状態。毎回うまくできるようになっている」と話した。東京での試合は1年半ぶりで、両国国技館登場は13年11月のV5戦以来3年4カ月ぶりだが、「入場して見渡す景色は変わらない」と平常心を強調した。