大森、4月に悲願の世界初挑戦 WBO世界バンタム級「成長した姿見せる」
2017年02月22日 16:35
格闘技
ジムにとっても悲願の世界戦となる。大森は昨年大みそかに京都でIBF王者のリー・ハスキンス(英)初挑戦することが決まっていたが、王者の負傷によりタイトルマッチは流れノンタイトル戦を余儀なくされてしまった。このとき、王者側は敵地開催の条件として「陣営6人がフィットネスジム付き四つ星以上のホテルで2週間宿泊」などの難題を要求。大森昌治会長は交渉の過程で、夜中に歯ぎしりして「歯が欠けた」というほどのストレスを受けた。その挙げ句の世界戦キャンセル。同会長によると、今回の世界戦は宿泊条件も常識的で交渉もスムーズ。「やっときのう(21日)歯医者にいけた」と晴れ晴れした表情で、「今度はちゃんとできると思うし、勝つために地獄の練習をさせる」と、京都のジムから初の世界王者誕生へ意気込んだ。