【井上と一問一答】完勝も反省点「ホンの数センチ、数ミリですけど」
2017年05月21日 22:04
格闘技
「やってみようかなと。ちょっと気持ちの余裕もあったので。1ラウンドが終わって、相性的にちょっとここで試してみようかと。いい左ストレートも入ったので。もっと精度を上げていきたい」
――最初のダウンは完全に相手の左に合わせた。
「ああいう入り方をしてくると分かってたので。だいたい1ラウンドで分かった。2ラウンド目からは相手もプレスを強めてきたので、これでいけるなと」
――想像より早い仕掛けだったのでは。
「相手を勢いづかせないためというのもあるんですけど、様子は見せていたので」
――面白いコンビネーションも出た。
「ジャブがスムーズに出たので」
――拳はなんともないですか。
「もう拳のこと書くのやめてください(笑い)。井上イコール拳、みたいになっちゃってるので」
――体は一切ダメージがなさそう。
「今回は全然大丈夫。井上イコール拳はやめてください(笑い)」
――ロドリゲスは、ダウンしたのは自分の不注意と言っていたが。
「狙ってましたし」
――次は米国と言われている。やり残したことはないか。
「一応、KO決着できたので。良かったです」
――直前で八重樫があんな負け方をして、昨日は村田も負けた。
「自分の試合も控えているので考えないようにしてましたけど、寸前で八重樫さんがあんな形になると、気持ちも落ちるところがある。気持ちを上げていかないと、自分の試合に集中しないといけない、と考えた」
――反省点はある?
「あります、やっぱり。スパーリングと試合は全然違う。間の取り方とか。ホンの数センチ、数ミリですけど」
――それを突き詰める前に倒しちゃっているのでは?
「それもあります(笑い)」
――1カ月前に強化合宿をやった。
「下半身がやっぱり、左フックにしてもノリが違ったんで。いい成果と思う。これをメドにやっていきたい」
――9月へ向けてどんな準備を。
「あと3カ月しかない。どこを強化と言うよりもケガしないように、体調をコントロールしたい」
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