引退表明のクリチコ マネジャーはモチベーション低下を指摘

2017年08月04日 12:26

格闘技

引退表明のクリチコ マネジャーはモチベーション低下を指摘
現役引退を表明したウラジミール・クリチコ (AP) Photo By AP
 ウラジミール・クリチコの引退表明はファンのみならず、ボクシング関係者にも衝撃を与えた。敗れたものの、4月のアンソニー・ジョシュア戦ではダウンを奪うなど善戦。そのジョシュアと年内に再戦かといった話も浮上していただけに、なおさらショックは大きかった。
 「引退は正しい決断だと思う。彼はボクシングに対する情熱とモチベーションをもはや失っていたのではないかな。ジョシュアとの再戦も彼の頭の中にあった。しかし、一方で再戦はタフなもので、試合へ向けて再び苦しい練習に耐えなければならないことも分かっていた。ボクシングキャリアを終えることがベターなんだよ」。

 これはクリチコのマネジャーを務めるベルント・ボンテ氏のコメント。英国スカイ・スポーツのサイトで3日に掲載された。今が潮時だったというボンテ氏。その言葉通り、ヘビー級の第一線で長く戦い続けてきたクリチコにとって、再び熱いハートを持ちながらボクシングに向かうことは難しかったのかもしれない。

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