WBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が「YOKOHAMA STAR☆NIGHT RUN 2019」のスターターを務めた。あいにくの雨模様だったが、井上は「皆さんのやる気が伝わってきた」とハイタッチでランナーを送り出した。
すでにWBSS決勝に向けて練習を再開。七夕の短冊には「WBSS優勝」と記し、改めて強い決意を示した。一方で、この日、カザフスタンで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで初防衛に成功したノルディ・ウーバーリ(フランス)が対戦を希望していることについては「まずは(弟で暫定王者の)拓真とやるべき」と一蹴。WBCは年内の統一戦を義務づけており、「タイミングが合えば、一緒の興行でやれたら」と初の兄弟同時世界戦には前向きだった。