プロボクシングの元ミニマム級世界主要4団体制覇王者で、東京五輪出場を目指す高山勝成(36=名古屋産大)が7日、名古屋市内でアマ2戦目となる全日本選手権愛知県選考会のフライ級決勝に臨み、2―1で3回判定勝ち。藤原幹也(22=中大)を相手に終始優勢に試合を進めた。判定は割れたが「何とも思わないです。勝ちですから」。
前日のアマデビュー戦に続く連戦は、プロ時代にはもちろんなかったこと。36歳での初体験に「コンディションを最高に持っていく難しさがあった」と課題も口にした。今後は東海地区を突破し、11月の全日本選手権で優勝すれば五輪出場に近づく。