井上尚弥は「1回戦で世界を震かんさせた」 大会プロモーターが期待

2019年11月05日 15:10

格闘技

井上尚弥は「1回戦で世界を震かんさせた」 大会プロモーターが期待
フォトセッションに応じる(左から)井上尚弥、WBSS代表・カレ・サワーランド氏、ノニト・ドネア =撮影・白鳥 佳樹= Photo By スポニチ
 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われる。WBA&IBF世界同級王者・井上尚弥(26=大橋)とWBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)の激突。5日は都内のホテルで記者会見が行われ、大会プロモーターを務めるカレ・ザワーランド氏は「もちろん試合はベストの選手が勝つ。ドネアは素晴らしいパンチャーであり、井上は1回戦で世界を震かんさせたボクサー。ロマチェンコやカネロに並ぶパウンド・フォー・パウンド(PFP)で、まさに階級最強を決める試合になる。楽しみで仕方ない」と期待した。
 井上は「魅力あるトーナメントに日本代表として参加できることは誇り。自分が勝てなければ、今後、日本人は登ることができないと思う。突破して優勝したい」と意気込みを語った。

 ザワーランド氏や対戦相手のドネアから「パウンド・フォー・パウンド」という言葉を用いて称賛されたが、井上は「それ(PFP)は周りが評価すること。自分は1試合1試合勝っていくだけ。そうすれば自然に上がって行くもの」と話し、「見てみたい景色が山ほどある。決勝のリングで最高のパフォーマンスを見せたい」と表情を引き締めていた。

おすすめテーマ

2019年11月05日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム