尚弥、今後は海外進出本格化 次の標的はWBO王者 実現なら世界が注目4団体統一戦

2019年11月08日 05:45

格闘技

尚弥、今後は海外進出本格化 次の標的はWBO王者 実現なら世界が注目4団体統一戦
トロフィーを手にする井上尚弥(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【WBSSバンタム級トーナメント決勝   ○(WBA&IBF王者)井上尚弥《判定3―0》(WBAスーパー王者)ノニト・ドネア● ( 2019年11月7日    さいたまスーパーアリーナ )】 ドネアを下してWBSS優勝を果たした井上尚は試合後、米大手プロモーター、トップランク社と複数年契約を締結したことを発表した。今後は海外進出が本格化する。主要4団体制覇を狙うのであれば、最初のターゲットになるのはWBO王者テテだ。テテは肩の負傷でWBSS準決勝を棄権したが、初回11秒KOという世界戦最短KO記録を持つサウスポー。暫定王者ジョンリル・カシメロ(30=フィリピン)がいるため、統一戦の時期は不透明だが、実現すれば、世界が注目するビッグマッチとなる。
 井上拓に勝ち、WBC王座を守ったウバーリも「団体統一」を掲げ、井上尚との対戦を希望しているが、WBCは11月23日に米ラスベガスで対戦するロドリゲスとネリの勝者を指名挑戦者とすることを決定。次戦はこの試合の勝者との対戦になりそうだ。ただ、近い将来、井上尚と対戦する可能性はある。

 仮に井上尚がスーパーバンタム級に上げた場合、WBAスーパー&IBF王座にはダニエル・ローマン(米国)が君臨、WBO王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)ら強豪が待ち受けている。

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