【WBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦 〇比嘉大吾 KO5回45秒 ストロング小林佑樹● ( 2021年1月1日 東京・大田区総合体育館 )】
元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(25=Ambition)がWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者のストロング小林佑樹(29=六島)を5回KOで下し、新王者となった。
プロ13戦目で世界王座を獲得し、デビューから15連続KO勝利の日本新記録樹立と快進撃を続けてきた比嘉が初めて壁に当たったのが、18年の世界戦だった。計量に失敗し、王座剥奪から復帰3戦目。1回から積極的に上下に強打を放ち、最後は強烈な右アッパー2発で仕留めた。「いい試合ができた。バンタム級は強い選手がいっぱいだけど、ボクシングをやっている以上、もう一回世界チャンピオンにならないといけない」と王座返り咲きを誓った。