プロボクシングの第68回全日本新人王決勝戦は6日、東京・後楽園ホールで8階級が行われ、スーパーフェザー級は李鎮宇(25=角海老宝石)が山名生竜(20=HKスポーツ)に2回1分54秒TKO勝ちし、角海老宝石ジム22人目の全日本新人王に輝いた。
2回に右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がった山名を攻め、左フックを仕留めた。8戦8勝4KOと無敗のまま戴冠。「角海老宝石ジムは選手が多く、スパーリング相手に困ることなく、すごく良い練習ができた。東日本新人王の決勝から1カ月半あったので、少しでも成長した試合をしたいと思っていました」と強調した。
今後については「次がA級の試合に上がる試合になるので、しっかり勝って日本ランキングに入りたい」と謙虚に話した。