井岡 7・13ニエテスとリベンジマッチ 真の4階級王者へ「終止符打つ」
2022年06月03日 05:30
格闘技
ニエテスとの初戦は採点の難しいラウンドが続き、1―2の判定負けで4階級制覇を逃した。「打ち合うか打ち合わないかの判断が中途半端で、打ち負けているように見られたのでは」。それでもプロ2敗目後は技術面も含めて自分を見つめ直し、6カ月後に日本初の4階級制覇を達成。井岡戦後わずか2試合のニエテスに対し、4度の防衛に成功した。「あの負けが原動力となっている。過去の自分を超えるためにも、あそこから始まったストーリーに終止符を打つ」と言い切った。
年内の統一戦も諦めてはいない。「アンカハスが負けてビックリしたけど、同じ相手と再戦するみたい。その結果次第では大みそかに統一戦をしたい」。さらに、かねて対戦が浮上している元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(帝拳、ニカラグア)戦も「世界的にも名前を知られているし、評価も高い」と意欲を示した。“ロマゴン”は名誉タイトル「WBCダイヤモンド王座」の保持者だが、「それが懸けられるのなら」と“統一”に貪欲だった。