敵地初防衛戦の王者・尾川はブーイングの中、耳をふさいで前日計量に登場「少し拍子抜け」

2022年06月03日 21:53

格闘技

敵地初防衛戦の王者・尾川はブーイングの中、耳をふさいで前日計量に登場「少し拍子抜け」
計量をパスした尾川(撮影・田中哲也通信員) Photo By スポニチ
 【ボクシング・IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者 尾川 堅一(34=帝拳) 26勝18KO1敗1分け1無効試合 <12回戦> 同級3位 ジョゼフ・コーディナ(30=英国) 14勝8KO ( 2022年6月4日    英ウェールズ・カーディフ )】 前日計量が3日、カーディフ・シティホールで一般公開されて行われ、敵地で初防衛戦を迎える王者・尾川堅一はリミットより200グラム軽い58・76キロ、世界初挑戦のコーディナはほぼリミットの58・94キロで一発パスした。地元期待のコーディナは大歓声の中、手を叩きながら計量会場に登場。一方の尾川はブーイングも交じる中、「聞こえないよ」とばかりに両耳を指でふさぎながら姿を見せると、右腕を突き上げた。計量を終え、水分を吸収した2人はエディー・ハーン・プロモーターを挟んでフェースオフ。約25秒間にらみあった。
 興行の模様はスポーツチャンネル「DAZN」で日本時間5日午前3時からライブ配信される。

 ▼尾川 (計量は)試合の次に大事なことなので、ルールはしっかりと守らないといけないですし、今はホッとしています。(計量会場のブーイングは)もう少し想像では凄いものがくると思っていましたけど、最初だけ少し聞こえたなと思ったらそのままでしたね。(ジェスチャーで)耳をふさぎながら入りましたけど、少し拍子抜けしてしまいました。アウェーの雰囲気を楽しめているのか、と聞かれると分かりませんが違和感はありません。
 (コーディナ選手について)相手の印象は昨日よりも、またひと回り小さく感じました。(試合3日前に)初めて会って、それから昨日、今日と少しずつ小さく感じましたが、取り立てて印象はありません。

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