元世界3階級王者で、29日に再起2戦目に臨む田中恒成(26=畑中)が2日、大阪市内の六島ジムへ出向き、WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(25)と4回のスパーリングに臨んだ。
大柄な相手の左ストレートをたびたび被弾するも、多彩なコンビネーションでコーナーに追い込むなど元世界王者の貫禄を示した。再起2戦目は地域タイトルがかかるものの、通過点と位置づけ「早く世界戦をやりたいし、早く世界チャンピオンになりたい。早ければ年内に」。今春の米国合宿で本来のスタイルとやる気を取り戻し快勝を期す。