尚弥 日本人初の「PFP」KING ツイッターに喜び「誰もたどりつけなかった場所まで来た」
2022年06月12日 05:30
格闘技
7日のバンタム級3団体王座統一戦でノニト・ドネア(フィリピン)に衝撃の2回TKO勝ち。5階級制覇の名王者に圧勝して3つのベルトを獲得し、ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、38戦全勝のWBOウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国)を抜いて3位から1位へ浮上した。井上とウシクのどちらを1位にするか選定委員の意見は4対4で割れたが、最後に井上に票を投じたダグ・フィッシャー編集長は「井上のパフォーマンスはセンセーショナル。ウシクと甲乙つけがたいが、井上が1位で問題ない」との見解を示した。
全ての団体・階級の王者の上に立ち、最強の中の最強となった井上の次の目標は4団体王座統一。WBO王者ポール・バトラー(英国)は日本での統一戦を希望しており、年内の実現が濃厚だ。「また一つモチベーションが上がった。次戦、4団体統一に向けて頑張るので期待していてください」。最強の称号を譲るつもりはない。
▽パウンド・フォー・パウンド(PFP) 1922年に創刊された米国で最も歴史と権威を持つリング誌の初代編集長ナット・フライシャー氏により、40~60年代にミドル級などで活躍したシュガー・レイ・ロビンソン(米国)を称える造語として50年代初期に誕生。89年からPFPランキングが導入され、過去には80年代後半にヘビー級最強を誇ったマイク・タイソン(米国)らが1位となった。過去にトップ10入りした日本人は井上の他に山中慎介(7位)、内山高志(10位)だけ。
おすすめテーマ
2022年06月12日のニュース
特集
格闘技のランキング
-
井上尚弥 「やれるなら年内に4団体統一、やりたい」 圧巻の宣言にスタジオ「すごい…」と感嘆のため息
-
井上尚弥 ドネア戦で見せた「マンガ超え」の瞬間「体が反応していた」 松本人志、河合ゆずるも仰天
-
井上尚弥 ドネア戦で「これは倒せる」と確信した瞬間 実感した2年7カ月前との決定的な「違い」
-
井上尚弥 ドネア戦で「2年7カ月前の悪夢がフッとよみがえった」瞬間 「そう来るならこっちもいくぞと」
-
井上尚弥 番組で松本人志におねだり 松本「そんなことでよろしいんでしたら…前向きに」
-
尚弥 日本人初の「PFP」KING ツイッターに喜び「誰もたどりつけなかった場所まで来た」
-
PFPトップ選考の舞台裏 常にインパクトの大きい勝ち方 尚弥こそ世界最高にふさわしい
-
京口V4!連続海外防衛、敵地メキシコで圧倒8回TKO 拳四朗との統一戦へまた一歩前進
-
浜田剛史氏 京口は初回に先手を取って自分の流れをつくることができた
-
拳四朗がツイート「京口選手おめでとう!!準備は整ったね」、統一戦へ意欲
-
京口の防衛をPFP1位・尚弥もツイッターで祝福「おめでとう」