榊原CEO 朝倉未来VSメイウェザーはPPVのみで配信へ ネット配信のビジネスモデル確立目指す

2022年06月14日 16:13

格闘技

榊原CEO 朝倉未来VSメイウェザーはPPVのみで配信へ ネット配信のビジネスモデル確立目指す
会見する(左から)フロイド・メイウェザー、榊原信行CEO、朝倉未来(C)RIZIN FF/RIZIN オフィシャルYouTubeチャンネルより
 RIZINは14日に「重大発表 記者会見」と題してYouTubeチャンネルでライブ配信を行い、プロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)と格闘家の朝倉未来(29=トライフォース赤坂)が9月某日に日本で対戦することを発表した。
 記者会見に登場した榊原信行CEOは、PPV(有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステム)のみで放映するのか?との質問を受けると、「我々とすると、脱地上波宣言とは言わないですけど、地上波を上手くコンバインしながら、やっぱり今後の格闘技ビジネスでもネット配信の中でのビジネスモデルにするしかないんですね」と答えた。

 その上で、「これはお金が地上波の放映権がついてこれないので…。だから、ボクシングの試合もみんなAmazonプライムさんに行ったり、DAZNに行ったりそういうのが世界の潮流で、どっちかというと日本は乗り遅れている」と指摘。続けて「ようやくエムアップさんという野心的なパートナーが見つかったので、我々としては本格的なライブ配信をしてそこでPPVとしてビジネスとしての収益モデルをきちっと立てて、それが選手たちにも還元されていく」と説明した。

 最後には「そういうことにならないとメイウェザーのように何百億も1試合で稼ぐというのは(出来ない)」とし、「たくさんの人たちにPPVというモデルを使って配信して、その中で売り上げをあげるっていうモデルが出来ているので、そういう意味では未来選手とメイウェザーの試合はこれはもう完全にクローズドの中でPPVで見てもらうイベントにしたいと思っています」と語った。

 なお、対戦の日付や場所等の詳細については、今月中に発表予定だという。

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