総合格闘技イベント「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)の出場選手インタビューが29日、都内で行われた。元十両・貴ノ富士のスダリオ剛(25=フリー)は「世代交代」をテーマに勝利を誓った。
左膝のケガ明けで9カ月ぶりの復帰戦。対戦相手の関根“シュレック”秀樹(48=ボンサイブルテリア)は、4月にスダリオの双子の弟・貴賢神(元幕内・貴源治)に圧勝しており、昨年大晦日には自身が初黒星を喫したシビサイ頌真を破っている強敵。「打撃にしても組みにしても簡単にシュレック選手が攻められないと思うので、気持ち的には自分が常に優位で進めていける」と展開を思い描いた。
将来的にはヘビー級での世界進出を目標にしており「自分の中では通過点。(関根に)圧倒的に勝って、海外勢にも勝っていく姿を見せないといけない」と、23歳上の実力者に圧勝して世代交代を進めていくことを誓った。