WBAライトフライ級スーパー王者・京口らがハワイ合宿から帰国 現地で3部練「いいキャンプになった」

2022年09月07日 14:37

格闘技

WBAライトフライ級スーパー王者・京口らがハワイ合宿から帰国 現地で3部練「いいキャンプになった」
ハワイ合宿から帰国した(左から)京口紘人、宇津木秀、谷口将隆 Photo By スポニチ
 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が7日、成田空港着の航空機で米ハワイ合宿から帰国した。年内に予定する次戦へ向け、WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(28=同)、日本ライト級王者の宇津木秀(28=同)とともに走り込みなどのメニューを消化。「めちゃくちゃ追い込んだわけではなかったが、最低限やりたいことはやれた。景色というか雰囲気は良かったので、いいキャンプになったと思う」と話した。
 現地では朝・昼・夕方の3部練で、朝と昼は走り込み、夕方は公園でシャドーやミット打ちなど「青空ボクシング」(京口)を実施。走り込みはワイキキをはじめとする3箇所のビーチや、ダイヤモンドヘッド周辺の山道など一日10キロ以上を走った。「(白米の上に魚介類の切り身を乗せた)ポキ丼がおいしかった」とハワイ料理にも舌鼓を打ったが、夜に他の選手やスタッフが街へ出かけても京口だけは部屋に一人とどまり、次戦に向けた意識の高さがうかがえたという。8日からは3人とも練習を再開する予定で、京口は「次(の試合前に)はリゾート地ではなくスパーリング合宿へ行きたい。過去にタイやフィリピンへ行ったことがある」と話した。

 京口については11月1日に日本でWBC同級王者・寺地拳四朗(30=BMB)と王座統一戦を行うと米メディアが報じている。かねて2人とも統一戦を希望しており、日本人王者同士の統一戦が実現すれば12年6月のWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(当時井岡、現志成)―WBA同級王者・八重樫東(大橋)以来2度目となる。谷口の次戦は未定で、宇津木は11月17日に後楽園ホールで行う2度目の防衛戦でジロリアン陸(34=フラッシュ赤羽)の挑戦を受ける。

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