【RIZIN】朝倉未来“ビッグ”マッチ勝機!メイウェザー戦は異例のフリーウエート制
2022年09月07日 05:30
格闘技
「フリーウエートです。前日計量もないので。当日、何キロで来ようと、両者が確認し合うことはないです」
同CEOによると、当初は70キロ契約で交渉していたが、メイウェザーが「公開でウエートイン(計量)するぐらいなら何キロでもいい」と提案。これに朝倉も快諾したという。
18年12月の那須川天心戦は、66・7キロ契約。ただ、計量の際に2人の体重差が大きかったため、那須川が8オンス、メイウェザーは10オンスとグローブで差をつけた。それでもメイウェザーが1回TKOで圧勝。今回は両者10オンスグローブの予定だが、3分3ラウンドのボクシングルールではメイウェザーが圧倒的に有利と予想されている。
ただ、MMAでフェザー級(66キロ)を主戦場とする朝倉の通常体重は76~78キロで、2日に公開したYouTubeで「俺もう80キロぐらいあるからね」と発言。この日、「体重を75くらいにしよう」と調整案をツイートしたが、現状、メイウェザーが世界王者になった最も重いスーパーウエルター級(69・8キロ)と比較し、約10キロの差がある。1メートル77と身長でも4センチ上回る体格差があり、減量を避けるメリットは追い風だ。同CEOは「肉体的にも精神的にも追い込まれる減量から解放されるのは大きい。未来にとってプラスになるのでは」と予想した。
圧倒的不利と言われる下馬評の中、異例のルール採用。朝倉が番狂わせを起こす材料が一つ、加わった。