11・1拳四朗VS京口の王座統一戦&岩田の世界初挑戦が正式発表! 中谷潤人ノンタイトル戦も開催

2022年09月14日 13:00

格闘技

11・1拳四朗VS京口の王座統一戦&岩田の世界初挑戦が正式発表! 中谷潤人ノンタイトル戦も開催
スパーリングを終え、笑顔をみせる拳四朗(右から2人目、BMB)と京口紘人(左から2人目、ワタナベ)(2018年12月13日撮影) Photo By スポニチ
 プロボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)とWBA世界同級スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)が11月1日、さいたまスーパーアリーナで王座統一戦を行うことが14日、都内のホテルで正式発表された。WBO世界ライトフライ級タイトルマッチとのダブル世界戦となり、王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)に同級2位の岩田翔吉(26=帝拳)が挑戦する。
 日本人同士による王座統一戦は、WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡、現志成)がWBA同級王者・八重樫東(大橋)に判定勝ちした12年6月20日以来、10年ぶり2度目となる。今年3月に矢吹正道(緑)との再戦に3回KO勝ちで雪辱し、王座に返り咲いた寺地は8月31日に渡米し、統一戦に備えてロサンゼルスで世界ランカーとスパーリングを行い、今月5日に帰国した。6月に敵地メキシコで4度目の防衛に成功した2階級制覇王者の京口も9月1日から6日間、ハワイでの走り込み合宿を敢行して帰国。2人はアマチュア時代に4度対戦し、寺地の3勝1敗だった。戦績は寺地が20戦19勝(11KO)1敗、京口が16戦全勝11KO。

 世界初挑戦の岩田は東京都渋谷区出身。9歳で総合格闘家の故山本“KID”徳郁氏のジムでキックボクシングを始め、中2からボクシングに専念した。日出高時代には元世界3階級制覇王者・田中恒成(畑中)や元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(大橋)に勝った経験があり、早大を経て18年12月に米国でプロデビュー。21年11月に日本ライトフライ級王者となり、今年7月に堀川謙一(三迫)に判定勝ちしてWBOアジア・パシフィック王座、東洋太平洋王座を獲得し、同級3冠王者に輝いた。12日からは千葉県成田市でトレーニングキャンプを張っている。戦績は9戦全勝6KO。19年8月に当時WBO世界フライ級王者の田中に7回TKO負けしたゴンサレスは、1階級下げて昨年10月にWBO世界ライトフライ級王座を獲得。今年6月に初防衛に成功しており、岩田戦が2度目の防衛戦となる。

 アンダーカードではWBO世界フライ級王者の中谷潤人(24=M・T)がスーパーフライ級デビュー戦に臨む。元IBF&WBO統一世界ミニマム級王者で昨年9月にWBO世界スーパーフライ級王者・井岡に判定負けしたフランシスコ・ロドリゲス(29=メキシコ)とノンタイトル10回戦を戦う。また、WBOアジア・パシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(30=三迫)に元東洋太平洋同級王者でWBC世界同級9位の中谷正義(33=帝拳)が挑戦するタイトルマッチも組まれ、ファン垂ぜんの豪華興行となった。興行は「Prime Video Presents Live Boxing」の第3弾として開催され、Prime Videoでライブ配信される。

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