アントニオ猪木さん通夜に333人参列 戒名は「闘覚院機魂寛道居士」79年歩んだ闘魂生涯すべてを象徴
2022年10月14日 05:02
格闘技
取材に応じた藤波は「いい顔してましたね」と印象を述べると「もう少しね、話をしたかったです。入門した時と全く同じ気持ちで、あれだけ試合で戦っていながら猪木さんの前に行ったら何も言えない。それが悔やんでならない。なんであの時間にいろんな話をしなかったのかなって」と沈痛な表情で振り返った。
棚橋は自身の名前「弘至」が猪木さんの本名「寛至」から命名されたことを明かし「猪木さんには今こうして頑張れていることに感謝を伝えてきました」と話した。猪木さんは、9月から新日本プロレスの終身名誉会長に就任。今月10日の両国大会では来年1月4日の東京ドーム大会の来場を呼びかける予定だったという。残念な思いをかみしめながらも棚橋は「東京ドームで精いっぱい試合をして見送りたい」と前を向いた。
14日に葬儀・告別式が行われる。後日、お別れの会が開かれ、その後、猪木家の墓がある横浜市の総持寺に納骨される。