今大会で引退の入江聖奈「卒業式みたい」と心境 後輩との決勝は「勝てば100点」
2022年11月26日 13:25
格闘技
卒業後はカエルの研究をするため、東京農工大大学院に進学。ボクシングは一線から退くことを決めている。今大会は現役最後の大会。「卒業式みたいな、寂しさもあり、次の道に進める希望もあり、よく分からない気持ち」と心境を明かし、決勝については「内容どうこうより、勝てば100点をあげたい」と勝利にこだわる姿勢を示した。
決勝の相手は同期の松持亜実(日体大)に1回RSC勝ちした後輩の吉澤。スパーリングやマススパーをした経験があり、「(吉澤)颯希はパンチ力がすごくて、部員のあばらを折ったりしているので、ちょっと怖いんですけど、私の距離で終始支配して判定でもいいので何とか勝ちたい」と意気込んだ。「やっぱり後輩には負けたいない」と本音も。アジア選手権では準優勝に終わり、悔しさを味わっただけに、「日本一を獲りにいく。有終の美で」と誓った。