“ボクシング界の上戸彩”3度世界王者の宮尾綾香が引退式で涙「最高のボクシング人生でした」
2022年12月01日 20:02
格闘技
12年に安藤麻里(フチュール)に判定勝ちしてWBA女子世界アトム級王者となり、計5度の防衛に成功。15年10月にWBC同級王者・小関桃(青木)との統一戦に敗れ、ワタナベジム移籍後の16年12月にはWBO同級王者・池山直(フチュール)への挑戦で試合中に右膝前十字靱帯断裂の大けがを負ったが、約1年半のブランクを経てリング復帰した。
18年11月には池山に3―0判定勝ちで雪辱し、WBA女子世界アトム級暫定王座を獲得。正規王者モンセラット・アラルコン(メシココ)との統一戦に1―2判定で敗れたものの、今年2月に松田恵里(TEAM 10COUNT)とのIBF女子世界アトム級王座決定戦を2―0判定で制し、3度目の世界王者となった。今年9月、岩川美花(姫路木下)に0―3の判定負けで初防衛に失敗。王座から陥落した世界戦が最後の試合となった。JBC以前からのプロ通算成績は38戦25勝(6KO)10敗3分け。