晝田瑞希、日本人最速プロ4戦目で世界王座獲得「最強無敵のスーパースターになる」

2022年12月01日 21:37

格闘技

晝田瑞希、日本人最速プロ4戦目で世界王座獲得「最強無敵のスーパースターになる」
<WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦>「W」「B」「O」「ハート」のネイルで前日計量に望んだ晝田瑞希 Photo By スポニチ
 【WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦10回戦 ( 2022年12月1日    東京・後楽園ホール )】 プロボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦10回戦は1日、東京・後楽園ホールで行われ、前日本女子フライ級王者の晝田瑞希(26=三迫)が同バンタム級王者・谷山佳菜子(35=ワタナベ)に3―0で判定勝ちし、新王者となった。プロ4戦目での世界王座獲得は富樫直美(ワタナベ)、佐伯霞(真正)に並び日本人最速タイ記録。
 アマチュア時代に培ったスピードとテクニックで圧倒。極真空手の世界選手権2連覇の実績を持つ谷山にほとんど何もさせず、7回にはダウンも奪って大差判定勝ち。予告通りにベルトを獲得した昼田は「皆さんのお陰で獲れたベルト。いい1年の締めくくりになりそうです」と涙し、そして「来年はもっと大きな舞台で闘いたい。もっともっと強くなって最強無敵のスーパースターになる」と力強く宣言した。

 アマ時代の18、19年の全日本選手権でフライ級、フェザー級の2階級制覇を達成。だが、19年12月に行われた日本代表を決める「ボックスオフ」で入江聖奈(日体大)に2―3で惜敗し、東京五輪出場の夢を絶たれた。21年3月に自衛隊を除隊。同10月にのプロデビューから1年。悔しさをバネに一気にプロの世界で頂点に駆け上がった。

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