晝田瑞希、世界王座獲得に「自分を認めてもいいのかな」 五輪金の入江聖奈とは「別物」

2022年12月01日 22:58

格闘技

晝田瑞希、世界王座獲得に「自分を認めてもいいのかな」 五輪金の入江聖奈とは「別物」
プロ4戦目で世界王者となった晝田瑞希。左は三迫貴志会長 Photo By スポニチ
 プロボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦10回戦は1日、東京・後楽園ホールで行われ、前日本女子フライ級王者の晝田瑞希(26=三迫)が同バンタム級王者・谷山佳菜子(35=ワタナベ)に3―0で判定勝ちし、新王者となった。
 19年12月に行われた日本代表を決める「ボックスオフ」で入江聖奈(日体大)に2―3で惜敗し、東京五輪出場の夢を絶たれた晝田は自衛隊を除隊し、世界王者を新たな目標にプロ転向。一方の入江は東京五輪で日本人女子初の金メダリストとなり、大学院進学のため、先月の全日本選手権を最後に引退した。今もSNSを通じてメッセージをやり取りするなど交流が続いており、昨年10月のプロデビュー戦に続き、この日も入江はリングサイドで観戦した。

 晝田は「オリンピックは別物。自分はターゲットを変えたので比べたりはしない。比べたりはしない」と前置きした上で「どちらが凄いとかじゃなく、私も努力しては世界チャンピオンになれたので、自分を認めてもいいのかなと思う」と自賛。今後については「アメリカでは女子ボクシングが盛り上がっていて、みんなキラキラしていて本当に強いので、私も海外の大きな舞台で闘いたい気持ちはあります」と海外進出の野望を口にした。

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